おしゃれで機能的な家に生まれ変わるためのリフォーム&リノベーション情報サイト

Refo-Reno

マンションリフォーム

マンションと戸建てのリフォームの違いとマンション用の機器の特徴を説明

投稿日:

Pocket

マンションリフォームは一戸建てのリフォームと基本的には変わりませんが、水廻りの配管天井のつくりの違いなど、少し特殊な部分があります。違いのある部分はどんなところなのか、マンションに使用するべき材料はなんなのかなどをまとめていきます。

 

マンションには独自のリフォームの仕方や、マンション用に作られた材料などがあります。代表的なものとしてシステムバスやシステムキッチンや床材などがあります。マンションの特徴とマンションに適した機器の特徴とそれに付随したマンションリフォームの注意点を説明します。

 

 

マンションリフォームの特徴ってなに?

一戸建てマンションの一番の違いは、一戸建ては基礎から骨組みを組んで下地や配管や配線などをしていくのに対し、マンションは躯体で囲まれた空間の中に下地や配管や配線などをしていくことです。

 

躯体はマンションの共用部分になるため個人が勝手に壊したり穴を開けたりしてはいけない部分になります。また、排水管なども上下階と縦管でつながっており位置を変えることができないものが多くあります。

 

マンションのセキュリティも一貫して管理されていることがほとんどなので、セキュリティシステムが組み込まれたインターホンなどは勝手に交換ができないものの一つです。

 

配線を一つ外すだけでセキュリティ会社が来たりすることがあるので、ご自分でインターホンを変えたい時や内装工事の際などは警報装置の配線を勝手に外したりしないようにしましょう。連動しているかわからない時は管理人か管理会社に確認を取るようにしてください。

 

 

マンション用の機器や材料って何が違うの?

マンションの場合配管の仕方も制限があるため自由度が低くなりますし床材も管理組合から指定があることがほとんどです。マンション用に作られたものはいろいろありますが、代表的なものを例に挙げてその違いを説明していきます。

 

マンション用システムバス

マンション用のシステムバスと戸建て用のシステムバスの違いとして分かりやすいのは、マンション用はシステムバスのサイズが戸建て用とラインナップが違うことでしょう。戸建て用は基本的に在来工法と2×4工法の住宅に合わせたサイズがラインナップされています。

 

戸建て用は基本の寸法は1間を基準につくられているため、一部のサイズを除き多くのサイズがタテかヨコの一辺が160cmとなっています。マンション用は限られた空間を効率的に使用できるように考えられたマンションの間取りに合わせてつくられています。

 

マンションの居住空間は縦に長いことがほとんどなので部屋割りの都合で浴室空間にさけるスペースも縦長になってしまうことが多いため、システムバスもその多くが縦長につくられています。マンションは元々システムバスが設置されていることが多いので、昔からよく使われていたサイズに対応できるようなサイズも用意されています。

 

しかし、多種多様なサイズがつくられていたため、新しく設置するシステムバスが元のものより大きいものを設置できることも、小さいサイズしかつけられないこともあります。

 

マンションはシステムバスの裏側に空間が余っていることもあるので、その場合は元のものより広いシステムバスに変えることができます。天井の点検口から覗いて壁とシステムバスの間に隙間があるようなときはサイズアップを検討することも可能です。

マンション用にのみあるオプションとしては、マンションの躯体の梁を避けてシステムバスを設置する梁欠き加工です。元々付いているシステムバスの天井がL字に出っ張っているようなときは出っ張りの裏は梁になっています。

 

梁欠き加工は梁のサイズに合わせて専用の部材を取り付けるのですが、梁のサイズが部材よりも大きい場合システムバスが対応できないため標準仕様ではシステムバスを設置できないことがあります。天井の低いシステムバスに変更したり、システムバスの脚の高さを限界まで低くしたりするなどして、梁を避ける為の部材を切り欠く量を減らし対応できることもあります。

 

専門的な部分では床下の高さを取ることができないため配管が特殊なことと、万が一漏水があると階下に水がまわり下の部屋が水浸しになってしまうので、漏水対策が戸建て用のものよりもしっかりしています

 

 

マンション向けシステムキッチン

システムキッチンは基本的には戸建て用と同じものを使用します。システムバスと違いシステムキッチンは一部の部材をマンション用に作られた部材に組み換えてそれぞれの住宅に合わせたシステムキッチンのセットを作ります。

 

マンションは給水・給湯が壁や床の躯体の中から出ていますし、排水の配管は共用部分にあたる縦管に繋がるように伸びています。それらはキッチンの背中側にまとまって配管されており、排水管は横に伸ばして配管しているのでその配管を避けられるようにシステムキッチンを切り欠いておく必要があります。

 

この配管スペースを予め備えているのがマンション用のシステムキッチンキャビネットになります。配管スペースを備える分、引出式の場合にけこみ収納の奥行が狭くなるなどの影響があります。躯体面の壁にシステムキッチンが設置されている場合は配管が壁際にとおっているので配管スペースを設けなければいけないことが多いです。

 

対面風になるように間仕切壁を作りその壁に設置されている場合は壁内で配管を通していることがあるので、その場合は配管スペースを設ける必要はありません。ご自宅のシステムキッチンの扉を開けてキャビネットの奥に段がついていたら、配管スペース付きのキャビネットを選ばなければいけない可能性が高いです。

 

また、食洗機が無かったところに新たに食洗機をつけたいと思った時も、食洗機用の給湯管と排水管を新たに作る必要があるので配管スペース付きを選んでおいた方が良いでしょう。

 

食洗機やIHクッキングヒーターの新設は大前提としてそれぞれ専用で1回路電源を取らなければいけないので、配線を通すスペースがなく専用の電源が取れないようであれば、そもそも食洗機やIHクッキングヒーターを設置することはできません。

 

マンションの場合キッチンを取り壊すと後ろからコンセントが出てくることが時々あり、マンションの詳細な図面があれば電気配線図が載っていることもあるのでキッチンを壊す前に確認することができます。

 

 

遮音フロアー材

階下に音が響きやすいマンションや鉄筋コンクリート造住宅の2階に向けて作られています。遮音フロアー材は歩いた時の足音や物を落とした時に響く音を軽減するために、フロアー材の裏に遮音材が貼り付けてあるもののことをいいます。

 

マンションの場合、階下への音で迷惑をかけないように予め管理組合から遮音等級LL-○以上のものを使用すること、といった指定が多くのマンションでされています。LL-40かLL-45を使用するように指定されることがほとんどで、LL-40の方がより階下に音が響きにくくなっています。価格も性能に比例してLL-40の方が仕入れ値が高価に設定されています。

 

事前にリフォーム内容を管理会社に報告するマンションでは、指定された数値を満たす材料を使用しないとリフォームの許可が出ないので高くても指示通りの性能を満たす材料を使用するようにしてください。

 

遮音フロアー材は既存の床の上に専用のボンドで直接貼り付けていく直貼りフロアー材となっています。

 

遮音フロアー材を使わないで階下へ音が響かないようにしようと思うと、床の下地を新たに組む際のみ対応が可能となります。下地材に遮音性のある発泡スチロール系の材料を使用することで、戸建てにも使われるような普通のフロアー材を使用することが可能となります。

 

選べるフロアー材の種類も一気に増えますが、単純に床の下地を組み直す手間と材料費がかかるため、費用としては倍以上かかるでしょう。

 

 

まとめ

マンション用の機器はマンションに特化して設計されたものなので、戸建て用とは仕様が異なります。しかし、ほとんどの部分は同じものを使用しているので性能の差はそこまで大きく変わりません。

 

周りの住人のことも深く考えながら生活していくマンションでは周囲へ気を使った材料選びと、特殊なマンションのつくりに合わせた機器を選ぶことで安心してリフォームを行うことができます。

-マンションリフォーム

Copyright© Refo-Reno , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.