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なんでタイル張りのお風呂をシステムバスにするの?在来工法とシステムバスのメリット×デメリット

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システムバスが一般に広く施工される前から定番だった在来工法のお風呂がタイル張り仕上げの浴室になります。壁や床をタイルで仕上げた浴室は冬場寒く、夏場は目地などにカビが生えやすく手入れが大変です。掃除のしやすさから現在ではシステムバスの需要が高くなっています。

 

お手入れの楽なシステムバスへリフォームをしたいと思っている方は大勢いるでしょう。ただ、やはりリフォーム費用が高かったり、リフォームにかかる工事期間が長かったりするのではないかと感じ、実際にリフォームに踏み出せない人も多いはずです。

 

在来工法の浴室からシステムバスへのリフォームについて知識をつけ、リフォームに弾みをつけていただけたらと思います。

 

 

在来工法の浴室のメリットとデメリットは?

タイルで仕上げられているお風呂の良いところは選ぶことのできる材料が豊富なことやデザイン性の高い浴室を作り上げることができること、施工方法も工夫次第でどんな浴室にも作り上げることが可能なことです。

 

自由度の高さが在来工法の最大のメリットと言えます。お金持ちの方のお風呂や意匠性にこだわる方のお風呂を見ると、ほとんどの場合在来工法で仕上げているはずです。

 

よく見るおしゃれな浴室の例として、洗面からお風呂の中が丸見えになっている入り口がガラス張りの浴室などは一度くらい見かけたことがあるのではないでしょうか。

 

他にも露天風呂のように外に面したお風呂や本物のヒノキを使ったお風呂など、お風呂に対してかなりのこだわりを持った方には在来工法は未だ支持され続けています。

 

タイルも昔のように10cm角未満の小さなものでなく30cm角以上の大きなものを使用することが増えたため、目地の量も少なくなり清掃性はぐんと向上しました。

 

しかし、在来工法の浴室は新築時には時間も予算もかけることができるので良いのですが、時間も予算もできるだけ切りつめたいリフォームには不向きです。在来工法は仕様をこだわればこだわった分だけ費用もかかり高額なリフォームになってしまいますし、システムバスを使用したリフォームに比べて時間は倍以上かかります。

 

お風呂のリフォームのために二週間以上も自宅でお風呂に入る事ができないのは致命的でしょう。

 

清掃性が上がったとはいってもタイルの目地はシステムバスと比べて段違いに多いのでカビには悩まされますし、一番辛いのは冬場の浴室の寒さです。

 

どんなに浴室の壁の隙間に断熱材を入れたって外気の冷えをシャットアウトすることはできず、冷えたタイルは触ると凍えるように冷たいです。床用にタイル自体がひやっとしにくい構造のタイルも作られていますが、通常のタイルよりは冷たくないだけで実際足を乗せるとまだまだ冷たいです。

 

古い浴室ですと換気扇も付けられていないことが多いため、換気を窓のみで行うことになります。風通りの良い浴室であれば良いですが、夜中お風呂の窓を大きく開けっぱなしにしておくのは不用心なので避けたいですし、窓を開けなければ換気もできず湿気がこもってカビが生えることになります。

 

タイルやタイル目地は経年劣化で家が歪んでくるとひずみの影響を受けてヒビが入ることがあります。ヒビが入ると場所によっては水が浸透し壁の木下地を腐らせたり、床の土台を腐らせたり、タイルを支える土を一緒に流してしまったりします。

 

腐った木材にはシロアリが寄り、人知れず家を蝕んでいきます。シロアリ防除工事をまめにしていたとしても、壁の中などのシロアリ工事の薬剤の届かないところに入りこんでいると完全に除去することはできません。

 

 

 

システムバスのメリットとデメリットは?

システムバスの良いところでまず浮かぶのは継ぎ目が少なくカビが生えにくいことでしょう。タイルと違い数枚のパネルを組み合わせて浴室の壁をつくっているので、数か所のジョイントに使われるパッキンの部分しか目地がありません。

 

タイル張りの浴室と比べると格段にカビの生えにくい構造と言えます。また、機能もいろいろあり、水はけが良くなるように溝が床に施されていたり、洗面室とフラットになるようにシステムバスを設置しても水が洗面室側に漏れなかったりするのはもはや定番となりました。

 

万が一給水配管から水が漏れ出たとしても、浴槽横のパネルやカウンターのパネルを外すことで後からでも簡単に修理対応ができるのも、漏水箇所が壁内や床下では壊さないと修理できない在来工法よりも有利な点でしょう。

 

在来工法ではできない機能としては、浴室全面を断熱材で覆うことができることや、高断熱浴槽を使用すれば長時間経っても数度しか温度が下がらないのはシステムバスでなければ採用できず、温かく入れるシステムバスのメリットを最大限に生かすことができます。

 

設備機器メーカーがそれぞれ独自に機能を開発し、良いものは多くのメーカーが採用してくることで、システムバスの機能も品質も当初に比べ飛躍的に向上しました。今では耐震まで考えたシステムバスもあり、お風呂に求める機能で補完されていないものはないのではないでしょうか。

 

これだけ高性能なシステムバスでもデメリットはあります。

 

システムバスはメーカーが選んでラインナップした材料を組み合わせることでしか作ることはできません。メーカーごとに形状や仕様が決まっているので、浴槽や床や壁パネルなど他メーカーの材料を組み合わせることはできません。好きなものを好きに使うことができないため、在来工法のような自由度はありません

 

また、在来工法の浴室に比べバスルーム内の広さが10cm~15cm程度狭くなります。地域によって柱間隔が微妙に違うためもっと狭くなるところもあるでしょうが、基本的にシステムバスは既存の浴室を解体したのちにその中に設置できるように少し小さく設計されており、日本全国どの地域でも使用できるようにバスルームの内寸がおおよそ決まっています。

 

カタログを見たことがある人は1216とか1616とか1317とかいろいろな数字の組み合わせを見たことがあるはずです。

 

これはシステムバスの内寸を簡単に表示したもので、一戸建て用のカタログでよく見かける1216なら120cm×160cm、1616なら160cm×160cm、マンション用のカタログでよく見かける1317なら130cm×170cmといった感じで、一目でわかるようになっています。

 

少しでも広い浴室が好きで元々在来工法の浴室を使用している方がシステムバスにすると、必ず狭くなった印象を受けるはずです。

 

これらのメリットとデメリットを考えた時、自分にはどちらが合っているのかを考えてください。

 

 

浴室リフォームをするのに特別に何かしておかなければいけない事ってある?

浴室リフォームの前にしておかなければいけない事は特別なことは特にありません。浴室内は一旦全て解体されてしまいますので汚れていても大丈夫です。しいて言うならば、解体時にものすごく埃が舞います。風通りの良い家で天気の良い日ですと、細かい砂のようなものが二階付近まで飛んでいることもあります。

 

玄関~廊下~洗面室~浴室の間に置いてある荷物は一旦別の部屋に全てしまってしまう方が、後で掃除するのが楽になるのでおすすめです。工事の動線に荷物が無い方が、職人が体や物を当てて壊してしまうこともないので良いです。

 

リフォーム会社によっては室内に土埃がいかないように窓から外に向けて送風機を回すことがあります。浴室の裏で洗濯物を干している方や、汚したくない荷物が浴室の窓付近にある場合は別の場所へ移動させましょう。

 

一週間程度の工事となり解体の日など音がかなり出ます。毎日職人の出入りがある事で駐車場が少ないお宅の場合は路上に駐車することがあるかもしれないので近隣の住民に工事前に挨拶だけはしておきましょう。通常リフォーム会社が行っているはずですが、やらない会社もあるので自分で回っておいた方が安心ですし印象も良いです。

 

 

まとめ

なぜシステムバスが支持されるのか疑問だった方やこれからリフォームにあたりどちらにしようか迷っている方など参考になったでしょうか。システムバスが主流になってきているのにはそこに良いところがあるからです。

 

在来工法もおしゃれなので大好きなのですが、リフォームの方には施工性も良く機能性も高いシステムバスを選んで快適にリフォームしていただきたいです。

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