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システムバスリフォームの落とし穴。システムバスのリフォーム工程からプロしか知らない注意点をお教えします

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システムバスリフォームの落とし穴。システムバスのリフォーム工程からプロしか知らない注意点をお教えします
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システムバスから新しいシステムバスへ取り替えるとき、どんなことをしているのか、どんなリフォーム工程で行われているのか、気になったことはありませんか?

システムバスをリフォームするときにリフォーム会社が注意していることや、リフォームをする人が知っておくと良い情報などを紹介します。

 

これから増えてくると考えられるリフォームの一つに、システムバスを新しいシステムバスに取り替えるリフォームがあります。マンションは一戸建てよりもシステムバスが早く取り入れられていたため、今現在でもシステムバスからのリフォームが多いです。

システムバスから新しいシステムバスへリフォームすることは、タイル張りの浴室からのリフォームよりも工事期間が短く済むため、想像よりも簡単に完了できてしまう印象を受けるかもしれません。

システムバスリフォームの落とし穴。システムバスのリフォーム工程からプロしか知らない注意点をお教えします

 

 

 

システムバスからシステムバスへリフォームするときはどんな風に行うの?

今設置されているシステムバスから新しいシステムバスへリフォームするときは、今あるシステムバスを全て解体しまっさらな空間をつくってから新しいシステムバスをそこに設置していきます。

簡単にリフォーム工事の工程を説明すると、

1日目

既存のシステムバスの解体及び解体材の撤去
浴室と洗面脱衣室の間の間仕切壁の解体
新しいシステムバスに合わせた設備配管の移設(給水・給湯・排水・追い焚きなど)
新しいシステムバスに合わせた電気配線

2日目

システムバス組み立て

3日目

浴室と洗面脱衣室の間の間仕切壁の復旧、システムバスドアの化粧枠取り付け

4日目

間仕切壁の内装仕上げ
完了確認、清掃

およそこのような形でリフォームが進んでいきます。

 

システムバスの解体は手慣れた人であれば二~三人いれば半日で完了できてしまいます。

システムバスを解体する際に浴室と脱衣室を隔てる間仕切壁も必要に応じて解体していく必要があります。

これはシステムバス組み立ての際に材料の搬入を容易にすることや、システムバスの仕様がメーカーごとに違うことでドアや引き戸の詳細な寸法や取り付け位置が違うことや、元のシステムバスとは大きく仕様が異なってくるため、元のドアの開口はそのまま使用できないのが普通です。

システムバスを組み立て終わった後、容易に壁を補修できるようにある程度解体しておく必要があります。

 

解体が終わった後は設備職人で新しいシステムバスに合わせた給水・給湯・排水・追い焚き配管の準備が必要となります。元々がシステムバスであれば大きく移動させることはあまり無いため2~3時間もかからず完了できます。

 

なぜ配管を動かす必要があるかというと、昔の配管材は塩ビ管や鉄管などで繋いであることがほとんどだったため、そのままの状態では新しいシステムバスが指定している配管の接続の仕方と合わず、接続が困難な状態になるからです。

 

また、そのままの位置で何もせずに置いておくと、新しいシステムバスを支える脚の部分がちょうど配管の真上にきてしまう可能性があり、万が一そうなってしまうとシステムバスが設置できなくなるからです。

 

システムバスが組みあがってしまってからでは配管を細かく移動することはほとんど不可能に近いので、システムバスを組み立てる前にシステムバス組立後でも簡単に配管の接続ができるように念入りに準備をしておく必要があります。

 

今一般的に使われる配管材は、お湯も水も架橋ポリエチレン管と呼ばれる樹脂製の配管材が使われるようになりました。いくつか種類があり保温材が巻かれたものは給湯器からのお湯を冷ましにくいためお風呂には特におすすめです。

 

しかし、浴室までの配管は地中に埋まっていることがあることや、すでに架橋ポリエチレン管が使用されているのであれば保温材が巻いてあるはずなので浴室まで来る間の配管は取り替える必要はありません。浴室に届いた配管の先を延長する形でシステムバス用につなぎ直すことになります。

 

架橋ポリエチレン管は直管を繋ぎ合わせて配管する塩ビ管とは違い、配管の動きの自由度が高くなるようにホースのような形状で作られています。強度を保つため架橋ポリエチレン管自体はしなる程度の硬さになっているものの、直線のみで配管を繋いでいかなくて良い分施工性は格段に上がります。繋ぎ目も簡単に接続できる専用の部材を使用し、漏水の危険性が低くなる作りになっているので水廻りに安心して使用いただけます。

 

 

電気配線もシステムバスの照明や換気扇や給湯器のリモコンなど、システムバスの設置後に簡単に接続できるようにシステムバスの天井裏に準備をしておきます。

 

給湯器のリモコンなどは壁に取り付けをするものなので、システムバスの組み立ての職人に予めリモコンを取り付けたい場所を指定しておけば、配線を壁の裏からシステムバス内に出しておいてもらえるので後の取り付けが容易になります。システムバス内にテレビをつけたい人や浴室暖房換気乾燥機がつけたい人はこの時点で配線や排気の準備が必要です。

 

システムバスの仕様はメーカーごとに違うため、リフォーム会社はそれらの細かい仕様も確認した上でシステムバスが設置できるように準備を進めていきます。

 

一部メーカーの戸建て住宅の場合、システムバスが床に置くタイプではなく吊り架台のタイプが設置されていることが稀にあります。吊り架台タイプは宙に浮かせて設置してあるため、システムバスを解体した時に下に土間が打っていない事が多々あります。

至急土間を打つ必要がありますし、乾燥時間が半日しか取れなくなってしまうので、吊り架台が設置されている可能性がある住宅に関しては、予めシステムバスを組み立てる日を解体の二日後にしておく必要があるでしょう。

 

準備が整ったらいよいよシステムバスの組み立てです。システムバスの組み立ては1~2人で組み立て、ほとんどの場合18時頃には組み立てが完了します。手際の良い方だと15時くらいに完了する人もいます。

 

新築の時はすでに組みあがったものをどんと設置することもありますが、リフォームの場合にはそんなことをしたらどこからも搬入できなくなってしまうので、一つ一つの部品がバラの状態で搬入され、設置する場所で組み立てていきます。

 

かなりたくさんの部品に分かれてくるので、全ての部材を立てかけて置いておけるスペースを確保する必要がありますし、雨の時は雨ざらしにもできないので室内など屋根のある場所でスペースを確保しておく必要があります。

 

また、新築時にすでにシステムバスが組みあがった状態で搬入された家に特に陥りがちなのが、浴槽などの大きな部材を搬入する経路が室内にないことがあるケースです。

 

廊下が細かったり、経路の途中にあるドアの幅が狭かったり、廊下の曲り箇所が狭かったりすると部品が通らず浴室の窓から浴槽を搬入したり、最悪の場合搬入するのに干渉する壁やドア枠を壊すことになります。

 

解体の際は部材が大きく通らなさそうなときは、切り分けて小さくしてから搬出するのでなんとか出すことができますが、これから組み立てる部材に関してはそうはいかないので壁の方を壊すことになるのです。

 

実際にリフォームを行う時に洗面室の入口の引き戸の幅が60cm程度しかなく材料が搬入できない見込みであったため、解体の際に戸を外し控え壁も一時解体して、システムバスを組み立てた後に元と似たような仕上がりになるよう復旧したお宅もありました。

 

このようなことが起きにくいようにリフォーム用のシステムバスは部品が細かく分かれていますが、新築用などは床と浴槽が一体型であったり、天井パネルが一枚でできていたりと、部材一つ単位で見たサイズが大きいです。基本的にまだ内装の仕上がっていない広いスペースで組み立てることを前提に作られています。

 

リフォームには不向きなのでリフォームの方は新築用と書かれたカタログからは選ばないようにしましょう。

リフォーム用システムバスのメーカーカタログの後ろの方を細かく読んでくと、搬入経路には経路幅が○cm以上必要といった記載がありますが、一般の人がそんな細かいところまで見ていることはないので、現場調査の段階でリフォーム会社がいかにしっかり確認しているかにかかっています。

 

古いシステムバスを解体してから新しいシステムバスを組み立てる前までにメーカーの専属現場調査員が、システムバスがきちんと設置できるのか確認に来るのですが、その際に初めて搬入経路が不十分という事実に気づいてしまった時は最悪です。

 

当初予定の無かった部分の解体と補修の追加工事が発生すると突然告げられることになります。リフォームの工事期間も数日伸びる可能性も発生するので予定の調整まで必要になる可能性もでてきます。

 

システムバスのリフォームにおいてこの搬入経路の確認を早期にしっかり確認していないリフォーム会社はあまり施工に信頼ができないでしょう。リフォームの工事内容について詳しく知っている人間であればこれらの点は実際に大きく施工に関わるので特に注意して確認しておきたい部分になるからです。

 

自宅の通路が狭いと感じる方や入り口のドアの幅が狭いと感じる方は、リフォーム開始前に一度リフォーム会社に確認をしていただいた方が安心かもしれません。

 

システムバスが組みあがったら壊しておいた間仕切壁を新しいシステムバスの入り口に合わせて造作し、システムバスがぐらつかないように入り口枠を取り付けて固定していきます。

 

できあがった壁にクロスなどで内装の仕上げをすればシステムバスのリフォームは完了となります。内装は部分的に貼りかえると見栄えが悪いので、予算を数千円でも抑えたい場合でなければ脱衣室全ての内装を貼りかえるのが一般的です。

システムバスのリフォームに関わる職人と洗面化粧台取り替えの職人は被るので、洗面化粧台の交換なども同時にリフォームすると別々に行うよりも少しお得にリフォームすることができるのでおすすめです。

 

まとめ

システムバスのリフォームは規模の大きさに比べ、リフォーム期間が3~4日と短期にリフォームすることができます。

 

そのリフォームをスムーズに進めるためにはリフォーム会社がしっかりと事前に現場確認し問題の無いことを確認した上でリフォームを始めることが必要です。途中で工事がストップしてしまうとお風呂に入れない期間が延びる上、銭湯に通う期間が増えお金がかさんだり、会社を多く休まなければいけなくなったりと多大な悪影響を及ぼします。

 

いざリフォームが始まってしまってからではリフォームをお願いしている人間は何もできることがなくなってしまうので、リフォーム工事の内容に詳しいリフォーム会社を選ぶようにしてください。

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