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家の床がボロボロになるのはなんで?床材が傷む原因は実はこれだった

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掃除で綺麗にできる状態ならば、水拭きやワックスできれいになります。掃除やワックスではどうにもできないくらいボロボロになってしまった床をきれいにしたいなら床材を張り替えましょう。床材がボロボロになりにくいようにするにはどうしたらいいかを考えます。

 

長年放置しているとどんどん傷んでいく床。ワックスをかけていても汚れが溜まり、表面は年々ボロボロになっていくものです。掃出し窓の前や水廻りの床などは特に傷みが早いのですが、床は部分的にリフォームすることが難しいためなかなか床全体をリフォームまで思い切ることができないでいる人も多いはずです。

 

いざリフォームをするときにまたすぐに傷んでしまっては勿体ないので、どんなことに気を付けていけばよいかまとめていきます。

 

 

床を張りかえる時はどんなとき?

床の張り替え時に決まりはありません。自分の中ではまだまだ大丈夫と思えているうちは張り替えなければいけないという程の状態ではありません。

 

張り替えた方がおすすめという状態はいつなのかということであれば、表面加工が劣化しささくれた状態になりはじめたらそろそろ替え時かと思った方が良いでしょう。表面がささくれたまま放置していると、靴下に引っかかりやすくなることや、裸足で歩いている時に木片が刺さってけがをすることもありますので注意が必要です。

 

まず、見た目があまり良くないのでお客様を通すことのあるリビングや客間などはきれいな状態を保てるように気をつけたいものです。

 

床のどんな場所が傷むのが早いの?

床材の中で一番劣化が激しい場所は掃出し窓の窓際です。原因としては直射日光があたることによる温度変化が激しいことや紫外線の影響、雨が降った時に窓を閉め忘れたりすることによる雨水の影響や結露による水分の浸透などが考えられます。

 

床材の内部からの傷みに加え、日光や紫外線の影響による表面の劣化が加わり家の中で一番床が傷みやすい場所と言えるでしょう。

 

その他にも、人のよく歩く場所は合板が芯材になっている床材の傷みやすい場所になります。よく歩くため表面が擦れてワックスが剥がれやすくなり表面材が傷んでくるのもあるのですが、ドアを開けた一歩目を踏み出す位置や階段を下りた時にちょうど踏む位置の廊下の床板などは床がふわふわとしやすい場所になっています。

 

長い年月をかけて毎度同じ場所を踏まれ続けることで床材に荷重がかかり、床がたわみだします。床がたわむことで合板を貼り合わせてあった接合面が剥離してしまうため、強度がなくなり床がふわふわとした状態になってしまいます。

 

このような状態になりやすい部分としては、玄関の小上りやリビング・キッチンなど一日の多くを過ごす部屋の入口付近や、トイレ・洗面室など水廻りの入り口や階段廻りの廊下などがあります。

 

 

床材はどうして劣化するの?

床材を劣化される原因はいくつかあるのですが、表面の加工を劣化させる原因のひとつとなっているのが紫外線や水分です。一般的に普及している床材の多くは合板が芯材となり表面に木目柄の強化シートが貼られているものや、無垢板を薄くスライスした単板が貼られ表面に塗装で色を付けているものになります。

 

これらは芯材が合板のため、水分を含むと中で膨張し合板を貼り合わせているボンドが劣化して剥離することがあります。

 

よく古くなった床材の表面がぼこぼこと膨れたようになっている部分を見かけるのですが、これらは全て接合面が剥離してしまうことによって起きているのです。

 

ではなぜ古くなると剥離してくるのか。それは、床材を張り上げた当初は材料が新品なこともありボンドがしっかりと密着していることは当然のことですが、表面の加工に劣化が無いことも大きなポイントです。表面の加工は選んだものによってグレードが違うので、それによって手入れの方法も異なります。

 

数十年前に張ったようなものに関しては今よりも生産技術が劣る頃のものなのでワックスは必須でした。ワックスは艶が出てきれいに見えるため見た目の美しさを得ることが目的と思われがちですが、床材の表面をコーティングして守る効果もあります。面倒くさいので敬遠されがちですが、ワックスを怠ると床材の表面の寿命は一気に短くなります。

 

掃出し窓の際などは紫外線の影響をもろに受ける上に、雨の侵入や結露などにより水にもさらされます。新品であっても床材が水分を含んでしまうと木自体が水を吸い膨らんでしまうので内部からの劣化を早めることになってしまいます。窓際は床材を切った切り口がサッシギリギリに張りこんであるので特に水を吸い込みやすい状態になっています。

 

また、床の上に水がこぼれたままにしておくと微弱ではありますが水を吸い込むことや、床材の繋ぎ目から下に浸透していくことが考えられます。水をこぼしたら必ず拭くことを忘れないようにしてください。床材は10cm~30cm程度の幅のものを何枚も噛みあわせるように張ってあるので、その床材の繋ぎ目の部分に水がかかったときはすぐに拭き取るようにしましょう。

 

また、床の張り方が床の骨組みの上に直接床材を張っている場合、床下の湿気を直接吸うため床材が傷むのを早めることにつながります。

 

古い家の多くは基礎が布基礎といって、基礎の立ち上がり面のみコンクリートで仕上げてあるので床下に土があり湿気やすくなっています。最近の多くはベタ基礎とよばれる床下全面をコンクリートで仕上げ強度を増した施工方法を取っているので湿気にくい傾向にあります。

 

山の斜面の近くや湿地帯にある住宅はベタ基礎であっても床下に湿気がこもりやすいので床下換気扇を設置するなどしてしっかり風を通すようにしましょう。

 

 

どうすれば丈夫な床に仕上げることができるの?

今の自宅の状態をみて、床下からくる湿気が原因なのか、雨や水に晒され紫外線や日光の影響を受けて傷んできたのか、踏み続けることで床材の強度が下がったのが原因なのか、傷みの原因を突き止めることがリフォームでしっかりとした床を手に入れるための近道です。

 

床下からくる湿気が原因であれば、床下の換気がしっかりできているのかも気にする必要があるでしょう。床下が湿気ているかの確認方法としては、床下点検口や床下収納庫から床下をチェックした時に床を支える床下地が湿っていないかを見たり、床下の土が濡れていないかの確認をしたりします。湿気ていれば何かしらの対処が必要となります。

 

床下の通風孔の前に物を置いていたりするならばどかす必要がありますし、多少湿気ている状態であれば、床下に乾燥材を敷き詰めたり、通風孔が小さく床下全体が湿気るような状態であれば床下換気扇を設置したりを検討していただいた方が良いと思います。

 

床下の湿気を追い出すことで木材が良い状態に保たれ長く強度を持つことができます。

 

日光や紫外線は紫外線カットのカーテンをつけていただいたり、窓に貼るフィルムで対処いただいたり、雨水が原因なのはうっかり窓を閉め忘れることが原因なので雨に注意していただくほかありませんが、結露が原因であればリフォームで対処することができます。

 

結露の原因となるのは室内の湿度が高いことで飽和状態となり気体でいることができなくなった水分が結晶化して水滴になることや、室内温度と外気温の差が大きいと温度の低い側の窓に触れた水分が冷えて結晶化し水滴となって結露します。

 

これらを防ぐには内窓の設置や室内の湿度をコントロールする内装建材を取り入れることが有効だと考えられます。

 

内窓を設置することは室内と外気を直接隔てるサッシの間にもう一つ窓をつくることで間に空気の層をつくり温度変化を和らげることで結露を抑制することが可能となります。この間の層は窓枠の出幅いっぱいに取っておいた方が、空気層が厚くなるためより効果を発揮します。

 

防音効果や断熱効果も得られるため、結露以外にもメリットが多いです。窓が二重になることで開けづらくなることや、見た目が少しごつくなり気になるところはデメリットとなるでしょう。

 

調湿機能を持つ内装建材は複数ありますが、一般的なものとしては壁に塗る珪藻土などは有名でしょう。セルフリフォームで塗るような方もいらっしゃいますが、クロスの上から塗ることができる珪藻土のようなものでは下地がビニールクロスになりますので、厚みを持たせることはできませんし水分を含んでもビニールクロスより下には浸透できないので調湿効果は下がってしまいます。

 

実際に施工した中で一番効果を発揮していると感じたのはLIXILのエコカラットでした。材料自体が調湿のタイルのため厚みが多少あるものの厚みがある分貼る面積はその他の調湿建材より少なくても効果を発揮しました。

 

メーカーのデータで珪藻土の5~6倍の吸放湿量という結果はだてではありませんね。平坦なものであればクロスの上からも施工が可能なことやタイル自体のデザインが豊富で貼るだけでおしゃれになるということもポイントが高いです。

 

多少器用な方なら自分で貼ることもできるでしょうから気軽に取り入れやすくおすすめです。

 

その他にもDAIKENのさらりあ~となども効果的ではありますがこちらはクロスに比べて約6倍とのことなので比較対象自体がエコカラットに比べると劣るところが気になります。それにより効果を発揮する施工面積も必然的に増えます。施工がエコカラットに比べ容易なことは良い点だと思います。

 

これらの調湿建材は調湿効果に加え消臭効果も発揮しますのでぜひ取り入れていただきたいもののひとつです。

 

経年劣化で床材自体の強度が下がり、床がふわふわしてしまう状態を防ぐためには、床材を張る前に木下地と床材の間にベニヤを張り床の強度を上げることでその効果を見込むことができます。

 

すでにふわふわし弱くなってしまった床であれば、全体の床の状態を見て全面を一度めくり張り直す方が良いのか、弱くなった部分だけを部分的に補強してから上から張った方が良いのか、そのまま上から張っても問題がないのか判断することになります。

 

今張ってある床材も補強のための下地ベニヤの代わりと考え、上から新しい床材を張ることはコストダウンも兼ねるためリフォームでは一般的な方法となります。

 

 

長くきれいに保つためにできることってある?

床材を張った後、床をきれいに保つために自分でできる対処としては床のワックス掛けをまめにしていただく事や、水に濡れた床をそのまま放置しないようにする程度で十分と思います。

 

特にワックス掛けは床材の上に一層コーティングされた層をつくることになるので傷も入りにくく、床材自体が傷むのもワックスが剥がれてからになるため劣化スピードを遅らせることができます。

 

ワックスは数回重ね塗りしたら一度剥離してまた新しく塗らないとワックスの層がどんどんと重なり汚れに汚れを重ねることになるので見た目が汚くなっていきます。

 

数年に一回はプロに依頼してきれいにワックスし直してもらうのも良いかもしれませんね。その時は床材を張った時の価格とワックス掛け直しの価格を考えた上で検討していただくことをおすすめします。

 

床材によってはワックス加工がしてありワックスが必要ないものがあります。ワックスフリーと書かれた床材にワックスをかけてしまうと表面に加工がしてあるためワックスが密着せず、剥離したまま乾燥し白く粉をふく事があるので注意が必要です。

 

まとめ

床材が傷む原因はいろいろありますが、元は簡単なメンテナンスをこまめに続けていただく事で、床を長くきれいに保つことができることを知っていただけたかと思います。湿気や水分は家の大敵です。床が傷む原因とその対処法を知ることで長くきれいに使うことができるリフォームをしていきましょう。

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